Works

これまでの仕事の中から かいつまみご紹介します

「おちばのプール」      

 文  西沢杏子 絵  山口まさよし

 (子供の未来社)2017年

永いお付き合いのある 作家・詩人の西沢さんと長い間温めた絵本がやっと絵本になりました!

絵本読み聞かせ 「おちばのプール」
絵本男子の風見優斗さんが 作:西沢杏子さん 絵: 山口まさよしさんの「おちばのプール」を読み聞かせ!

The GIFT 

女神の花アプロディア 

藤村きつね 作   山口まさよし 絵 

(全日出版)2003年


ありがとう あなたに出会えて よかった

アプロディアは音楽が大好きでした。
かれらのたべものは音楽です。
音を吸収する植物なのです。
しかも、美しい音だけを。


「女王陛下がおよびよ。
なんでも、まぼろしのジャングルのことで、すっかりこまってるらしいわ」
南風はすきとおるような声でいいました。

「さあピート、準備完了だ。
幻のジャングルめざして出発!」
ピートは、スコット先生の秘書です。

「やっときてくれたね」
マストにつかまり、風にふき飛ばされそうになりながら、先生が嵐にはなしかけました。

これはすばらしいジャングルだ。人の手がまったくはいっていない。熱帯雨林の理想的な世界をつくっている」

「このジャングルに滝はあるかい?」
「わっ!」
たびびとの樹はおどろきました。
「私たちの言葉がはなせるのですか?」

先生の目の前をたくさんのハキリアリが、小さな緑色の帆をもったヨットのように、列になってとおっていました。

そして、気がついたときには、かべや天井にうまっている化石がすべて、エメラルドグリーンに発光していたのでした。

「ピートみてごらん。みはらしがいいよここは」
ろう屋の木のこうし窓からそとをながめながら、先生は子どものようにはしゃいでいいました。

先生は、窓のところにだれかがたずねてきているのに気がつきました。
「おや、きみたちは・・・」

スコット先生とピートは今回の活躍によって、王から許されたのです。そして、ふわふわのソファーにとおされて、豪華な食事がふるまわれました。

それはたくさんの星になったアプロディアが、地上にかえってきたかのような光景でした。
「ああ、なんということだ・・」